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2.1 glutInit

 glutInitはGLUTライブラリの初期化を行います.

Usage

void glutInit(int *argcp, char **argv);

argcp
プログラムの mainからの生のargc 変数への ポインタ.返される時に,argcpによって指される値は変更される 可能性がある,なぜならglutInitはどんなコマンドライン オプションも,GLUT ライブラリを意図したものとして解釈するからである.

argv
プログラムの mainからの生のargv変数. argcp のように,argv のデータは変更される可能性が ある.これは glutInitがGLUT ライブラリによって理解される コマンドラインオプションを引き出すからである.

Description

glutInitは GLUT ライブラリを初期化し,ウィンドウ・システムとの セッションを開始する.GLUT が適切に初期化されなかったときはこの プロセス中にエラーメッセージを出して GLUT プログラムを強制終了する. 例えば,ウィンドウ・システムへの接続に失敗した場合や OpenGL 用に サポートされたウィンドウシステムがない場合,コマンドライン・オプション がおかしい場合などである.

glutInit はさらにコマンドライン・オプションの処理を行うが, 記述されたオプションの解釈ははウィンドウ・システムに依存する.

X Implementation Notes

glutInitによって解釈される X Window System のオプションは 以下の通り:

-display DISPLAY
接続される X サーバー.なければ,DISPLAY 環境変数の値が用いられる.

-geometry Wx H+ X+ Y
スクリーン上に生成されるウィンドウの位置とサイズ. -geometry に続くパラメータは通常の X と同じ. このオプションは, glutInitWindowSize glutInitWindowPosition が 直接コールされるのと同じように, GLUTの 初期サイズ 初期位置を変更する.

-iconic
全てのトップレベルのウィンドウがアイコン状態で生成されるよう要求する.

-indirect
間接的な OpenGL レンダリング・コンテクストの使用を強いる.

-direct
直接的な OpenGL レンダリング・コンテクストの使用を強いる (全てのGLXインプリメンテーションが直接的レンダリング・コンテクストを サポートしているわけではない). OpenGL インプリメンテーションが直接的レンダリングをサポートして いない場合は fatal error を吐く.

-direct/-indirect いずれも特に用いられていない場合は, GLUT は可能であれば直接レンダリングを,そうでなければ間接レンダリングを用いる.

-gldebug
コールバックやイベント処理の後,OpenGL エラーがあるかどうかを glGetError を呼び出すことでチェックする. エラーが報告されたらエラーコードを参照してgluErrorString とともに 警告を出力する.このオプションを用いれば, OpenGL の ランタイム・エラーを検出するのに役立つ.

-sync
X プロトコル処理との同期を可能にする. 潜在的な  X プロトコル・エラーを突き止めるのに役立つ.



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Mark Kilgard
Fri Feb 23 08:05:02 PST 1996